デザイナーに学ぶ。考え方。脳の使い方。

デザイナーに学ぶ。考え方。脳の使い方。

開発や企画など、さまざまな場面で「アイデアが思い浮かばない」ということがあるはず。

そのようなひらめきに頼らなければならない時は、頭の使い方を少し変えてみましょう。

先入観にとらわれないデザイナーの考え方が良い例です。


前提を疑ってゼロから物事を考える

デザイナーのもっとも大きな特長として、「先入観にとらわれない」というものがあります。

たとえば、「椅子は4本の脚があるもの」という概念に縛られていては斬新なデザインはできません。製作者の意図は定かではありませんが、「1本脚の椅子」は実際に販売されています。持ち運びしやすく、モバイルチェアとして旅先でとても役立つそうです。

スタイリッシュな製品を開発し続けているアップル社のデザイナー、ジョナサン・アイヴ氏も良い例です。彼は子供向けの番組で「弁当箱を考える時に『箱』という言葉にとらわれてはいけない」と話し、「弁当箱は四角である」という先入観を取り払いました。

ビジネスの場面でも、前提を疑うことは大切です。一流の実業家の成功談でも、「誰も気にしていなかったこの部分から新たなチャンスが生まれた」という話が良く出てきます。

既存の仕事に新たな価値を付与できる

ものを作る時に、もっとも大切なものは機能性です。椅子を作るなら、「座れるもの」でなければならないということは当然でしょう。しかし、それしか考えていなければ、中に布を詰めたダンボールでも良いことに。仕事としては何ともお粗末なものです。

デザイナーが優れている点は、見た目の美しさという機能性以上の価値を商品に付与できること。同じ素材でできた椅子でも、有名デザイナーが作ったものなら数十万、数百万で取引されることがあります。彼らの仕事には、それだけの価値があるということです。

これはプログラマーなどの一見正反対の職業でも重要なことです。たとえば、競合製品が多数ある場合にクオリティーだけで争うのではなく、オプションの充実など付加価値によって勝負するという手も生まれます。


仕事にも遊び心がある

「仕事は真面目に行うもの」日本人はこのような考え方に固執し過ぎているかもしれません。まずはデザイナーのように先入観にとらわれず、「楽しく働いても良い」と考えてみましょう。

そして、本物のデザイナーはさらにもう一歩先を進んでおり、作成物の中にも遊び心が加えられています。奇抜なデザインのインテリアなどは、仕事を楽しむ心がなければ作るのも難しいでしょう。

この考え方はエンジニア職でも取り入れたいところ。たとえば、あるソフトウェアのインターフェースは、クリスマスになるとサンタやツリー、イルミネーションなどが散りばめられた特別仕様になるそうです。

これは当時話題になり、機能的には他社製品とそこまで変わらなかったにも関わらず大きな売り上げ差を生むことになりました。

直感的なひらめきが必要になる時こそ、デザイナーの考え方が役に立ちます。さまざまな思考法を取り入れてフレキシブルに対応できてこそ、一流のビジネスパーソンだと言えるでしょう。

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