今更きけない。目的別タブレットの選び方。モバイルOSの種類。

タブレットPCは目的に合ったものを選びたいところ。

そこで大切な要素は、画面の大きさとOSです。特に後者はものによってできることが大幅に変わります。

しっかりと用途を決めてから、それに適したものを買いましょう。

初心者におすすめ、必要なことは全て簡単にできるiOS

iOSはApple社が提供しているOS、それを使っているiPhoneは性別や年齢を問わずに大人気のスマートフォンです。いわば初心者向けのオールラウンダーと言ったところで、あらゆる業務を広く、浅く行えます。

提供しているのがApple社のみということもあり、品質や安全性も一定のラインをキープ。書籍やネットなどの情報も多く分かりやすいため、「とりあえずタブレットが欲しい」という方にもっともおすすめです。

弱点は価格。他のOSでは低価格の製品が販売されている一方で、iOSタブレットはある程度高いものしかありません。ただしOSの更新が長く行われており、1度買えば長く使っていけるという特長もあります。

上級者向けのマニアックなことまで対応できるAndroid

AndroidはGoogle社が提供しており、機種はさまざまなメーカーが提供しています。Linuxを元に作られていることから特にカスタマイズ性が高く、タブレットを使い込みたい方におすすめ。特にエンジニアに愛されているOSです。

さまざまなことができる一方で、高い知識を要求されます。最低限のITの知識を身に着けなければ、使いこなすのは難しいでしょう。ブラウジングや動画鑑賞など、ごく普通のことで使いたいのならiOSで十分です。

もっとも価格帯の幅が広く、ロースペックからハイスペックまで揃っている点は大きな魅力です。安いものなら新品で数千円というものも。ただしOSが廃れるのが早く、長期間の使用は難しいところです。

パソコンと同じ感覚で操作できる、ビジネス向けのWindows

Windowsはパソコンと同じ、Microsoft社提供です。最大のメリットは、パソコンで使っているソフトをそのまま使えるということ。このことから、タブレットでも仕事をしたいというビジネスパーソンにもっともおすすめです。

基本的な操作が共通しているため、新しく知識を身に付ける必要もほとんどありません。反対に、スマホアプリはほとんど使えません。そのため、ソーシャルゲームなどをして暇つぶしをしたい方にはおすすめできないタイプです。

Android程ではありませんが、価格帯は広め。OSの陳腐化もそれほど早くはありません。

ニッチさから注目を集められるBlackBerry

BlackBerryとは、1999年にカナダの「リサーチ・イン・モーション」社が開発したスマートフォンを指します。ニッチなOSで話題を集めたい方におすすめです。

最大の特長はキーボード型の物理ボタンが付いているということ。これによりフリック入力が苦手な方でも安心、長文でもサクサク入力できます。真っ黒なデザインも個性的で上質です。

ただし、動作が安定せず対応ソフトも少数ということで、OSとしての優位性はほとんどありません。価格もiOSよりは安いという程度のため、本当に「珍しいものが好き!」という方向けの端末です。

OSごとにできることは大幅に変わります。タブレット初級者ならiOS、エンジニアなどの機械好きならAndroid、バリバリ働くビジネスパーソンならWindowsを選びましょう。

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