成功者と呼ばれている人々は、けっしてビジネスで高い利益を獲得しているだけではありません。
仕事はあくまでも人生を豊かにするための手段です。
「お金はたくさんあるけど、毎日がつまらない」という方は成功者とは呼べないでしょう。
そこで、仕事以外で人生を充実させるために守るべきルールをご紹介します。
定年までバリバリ仕事をしていた方でも、退職した瞬間にすっかり燃え尽きたように無気力になってしまうことがあります。これは生きる目的や時間を仕事に依存し過ぎてしまったことが原因です。
こうなっては、幸せな老後を過ごせず、仕事だけで人生が終わってしまいます。それを防ぐためにも、「生涯これをやりたい」という趣味を見付けることが大切です。
「老後にやりたいことリスト」なんてものを書き留めておくと、数十年後に彩り溢れる人生を送れるようになります。
友人や恋人、家族などとは仲良くしましょう。最近は晩婚化がますます進み、40歳近くになっても独身という方がたくさんいます。しかし、「それで本当に幸せになれるか?」ということはよく考えたほうが良さそうです。
幸せになれるのなら良いですが、そうでなければ相手を見付けるなりしたほうが良いでしょう。
もちろん、結婚したから幸せになれるものでもないのですが。
先輩や上司からの教育で、「何より会社のために生きる」という精神が根付いている方はたくさんいます。しかし、本来人間はもっと自由な生きものです。
「いつかは数ヶ月の時間を取って、世界を一周するんだ」という夢は、会社員という立場では実現困難かもしれません。それでも、「いつかはやるんだ」という想いだけは常に持っておけば、いつか実現できるチャンスに巡り会えます。
今や、他人と違うことを言えば非難される時代です。特に会社に属しているなら、上司の顔色を伺って自分の意見を飲み込まざるを得ない場面も多いでしょう。それでも、心の芯から意見を覆すことはおすすめできません。
他人の意見で歩まされた人生では、成功しても心の底からは喜べませんし、失敗したら目も当てられないことになります。人生を本当に充実させるためには、自分の芯をしっかりと保っておくことが必須です。
成功できない日本のビジネスパーソンにもっとも多いことが、今いる会社にしがみついていること。会社員は多少安定した収入が得られる一方、あらゆる制限を課されることになります。しかも、その安定性すら最近は危うくなっています。
会社員の方は、時には「本当にここにいる意味はあるのか?」ということを自問してみると良いでしょう。思いきって手放すことで、上に挙げたようなことが一気に実現できることだってあります。
近年、ますますワーカーホリックが増えています。お金だけ稼げても、楽しくなければ意味がありません。収入と幸福を両立させることこそが、人生で本当に成功したのだと言えるでしょう。