同期に差をつける!新入社員がするべき3つのこと

新入社員にとって、最初の数年は仕事に慣れるだけで精一杯のはず。

しかし、そこでもう一歩努力し、次の3つのことを行ってみましょう。

これらは会社で上手くやっていくだけでなく、転職や独立した後に生き残るためにも大切なことです。

短く細くとも、社外のつながりを広げて価値観を吸収する

「社会人としてコネクションは大事」とはよく言います。人間関係は社内の先輩や同期だけに留まりません。年齢や業種、性別など関係なく、とにかくさまざまな人と知り合うようにしてみましょう。

「つながり」と言うと「何かあったらいっしょに助け合える、仕事できるような仲」を想像するかもしれませんが、それは間違いです。

そもそも、たいしてスキルを持っていない新入社員にたいして、優れた能力を提供してくれる方などほとんどいません。ビジネスの基本はギブ・アンド・テイクですから、そのような関係を望むならまずは自分が優れた人材にならなくてはなりません。

ここでは、とにかく広く他人と知り合って、社会人のさまざまな価値観を吸収していくことが大切です。そのため、太く長いつながりを目指す必要はありません。さまざまな人と知り合った後、厳選すれば良いだけの話です。

人生の目標とする先輩を見付けて真似をする

社会に出れば、学生と同じような価値観、生き方ではやっていけません。しかし、どのように生きるべきかは人によって違います。たとえば所属している会社の社長の価値観が、かならずしも自分に合っているとはかぎらないわけです。

社会に適応するためにも、新入社員は自分の師となる先輩を見付けることが大切です。そして、その人の働き方、考え方を学んでみましょう。

注意すべき点は2つ。1つは、けっして能力的に優れている人を選ぶわけではないことです。仕事上必要なスキルは、その人にかぎらずさまざまな人やものから学び取れば問題ありません。あくまでも、社会人として生きる上での師ということです。

もう1つは、無理に選ばないこと。生き方は人によって大きく変わります。無理をして合わせようとしても、どこかで破綻してしまうことがほとんどです。どうしても見付からなければ、自力で模索することもやむを得ないでしょう。

自分の得意分野を作れば会社を離れても上手くやっていける

自分が退職まで同じ会社にいられるという保証はまったくありません。不和があって辞表を出すこともあれば、あちらからクビを言い渡される、もしくは倒産することもあります。

そのような時のためにも、社会で生き残れるための能力を養っておく必要があります。ここで大切なことは、ゼネラリストではなくスペシャリストになること。何か1つ得意分野があれば、それを求めてさまざまな人や会社がビジネスを持ち掛けてくれます。

新入社員は、仕事を覚える以外にも社会でやっていくための準備をしなければなりません。そのために必要なことが、さまざまな社会人の価値観を取り込んで、自分の生き方を決めて、生き残るだけの能力を身に付けることです。

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