ビジネスマンにとって、手帳は仕事をする上で欠かせない大切なツールです。現在では、スマートフォンやタブレットのアプリを利用して手帳代わりにしている方も増えています。
ですが、アプリ全盛の現在でも紙の手帳を使用している人は少なくありません。
今回は紙の手帳のメリットと手帳の選び方についても紹介します。
概要
紙の手帳ではアプリが起動する時間などを考慮することなく、ペンさえあればすぐに書き始められます。またスケジュールなどを確認する際も同様で、ほとんど取り出す時間だけしかかからないことが大きなメリットだと言えるでしょう。
スケジュールアプリなどを利用するデバイスの画面の大きさにも影響しますが、あまりひと目で全体を確認することは難しいでしょう。対して紙の手帳の場合は、レイアウトが見開き1ページで1週間のスケジュールを確認できるようになっています。
現在では、仕事に関する電子データの処分方法は複雑です。対して紙の手帳の場合は、シュレッダーにかけるといった簡単な方法で処理できます。また紙の手帳では操作を誤ったり、デバイスが誤作動したりしてデータが消えることがありません。ビジネスマンにとっては重要なメリットかもしれません。
手帳アプリをスマートフォンで利用している場合、電話をしながら同時進行でスケジュールを確認できないこともあります。
スケジュール確認やメモを取るといった行動を事後に行うことになるため、手帳としての有用性を失ってしまいます。
特にスーツを着ている方にお勧めするのが、バイブルサイズと呼ばれる大きさの手帳です。胸ポケットに入る大きさと厚さになっているため、持ち運びを苦にしません。またとっさにメモを取りたい時、カバンから取り出しやすい大きさになっています。
手帳は機能性が重要ですが、デザインがスーツに似合うことも大切です。社内ならまだしも、営業先で取り出した手帳のデザインがあまりに派手だったりすると、恥ずかしい思いをするかもしれません。ご自身のスーツに合うかどうかも考えておいたほうが良いでしょう。
手帳を選ぶ際には、ご自身の仕事に適しているレイアウトを見つけることに注意が必要です。手帳のレイアウトは以下の3つの様式があります。
見開きの左右ページを「1週間(7日)+その週のメモ欄」に8分割したタイプです。1日に対するメモ欄の大きさが、3つのタイプの中で最も大きいです。
縦に時間軸が配置され、時間ごとに目盛りが設定されたタイプのものです。1日のスケジュールに細かな予定や仕事をつけることができます。
見開きの左ページに1週間のスケジュール欄、右ページがメモ欄となっているタイプです。1週間単位でメモを書けます。
以上が手帳の基本的なレイアウトです。ご自身の業務スケジュールと比較して、最適なレイアウトの手帳を選んでみてはいかがでしょうか。