喜ばれる手土産とは?

ビジネスパーソンを続けていると、上司や取引先などに手土産を渡す機会があります。

人によっては滅多にないことですから、突然その時が来たら焦ってしまいますね。

そこで、どのような方にも喜ばれる手土産の選び方をご紹介します。

手土産を渡す相手と状況をシミュレートすれば9割は成功する

手土産を選ぶ上で何より大切なことは、事前にしっかりリサーチしておくということです。どのようなものが欲しいかということを知っていれば、品物のチョイスで失敗することはほとんどありません。

まずは、以下を参考に渡す相手のことをしっかりと把握しましょう。

年齢や性別

お年を召した方が相手ならお茶に合うもの、女性ならヘルシーで甘いものなど、選ぶ上で大きな指標になります。ただし、かならずしもこのようなルールに沿う必要はありません。年齢を気にし過ぎて渋過ぎるチョイスになってしまっては逆効果です。

好き嫌い

当然のことですが、相手が嫌いなものを渡してしまえば大失敗です。特に「甘いものが好きかどうか」は大きな指標になります。

人数

渡す相手全員に行き渡らないなどがあったら「気が利かない」と思われてしまいます。

贈る相手の周囲の人

意外と気が行かないものの、大切な部分です。たとえば子どもがいる相手に渡すなら、甘いお菓子などが喜ばれるでしょう。

自分との関係

親しい相手に高過ぎるものを渡しては気を遣わせてしまいます。反対に、上司や取引先など礼儀を重んじたい場合は、多少格式の高いものを渡したほうが良いでしょう。

他にも、相手に関することだけでなく、次のように渡す場面のことも考えます。

渡す場所

たとえばオフィスで渡す時は、カステラなど切り分けなければならないものよりも、個別で包装されているもののほうが良いですね。

季節

季節限定のものは喜ばれます。ただし、夏に生菓子を渡すのはリスキーです。

もし相手の好みが分からなかったら、自分の土俵で勝負

たとえば始めて会う相手など、どうしてもリサーチのしようがないケースもあります。そのような時は、「相手に合わせる」ということを一度忘れてみると良いアイデアが思い浮かぶかもしれません。

最善策は、行きつけのお店で「自分が良いと思う最高の手土産」を選ぶこと。自分の土俵で勝負することで、上記に反していても好印象が期待できます。

ただし、これはあくまでも博打の策です。やはり、事前にリサーチできるだけしておくに越したことはありません。

訪問相手の近所では絶対に買わないように注意

手土産を選ぶ上で1番のNGが、訪問先の近所で買うこと。どれだけ真剣に選んでも、「適当に見繕ったな」という雰囲気を感じさせてしまいます。

また、買った場所や値段がすぐに知られてしまうという点も都合が良くありませんし、十分にリサーチするという秘訣にも反する買い方です。

これらのことから、手土産は時間に余裕を持って準備するよう心掛けましょう。日持ちの問題があるため「何日も前から」ということはできないかもしれませんが、それでも前日までにはしっかり手元に置いておきたいところです。

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