就活中の方必見!書くことがない?志望動機の書き出し方

就活の時に書く履歴書の中で、選考で大きなウェイトを占めているのに力を抜きがちなものが志望動機です。

特に応募人数が多い大企業では、書き出しの数行で落とされてしまうことが少なくありません。

何となくで書き始めてしまいがちですが、最初の一文こそ力を入れることでライバルと大きな差を作れます。

「書き出しは結論から」がセオリー

「結論から書く」ということは履歴書だけでなく面接や資料作成、プレゼンテーションなど、就活以外のあらゆる場で共通しているセオリーです。最初に文章のおおまかな内容をクリアにすることで、以降の文がとても読みやすくなります。

「貴社を志望する理由は○○です」がオーソドックスな書き方でしょう。これ以外にも、以下のように書き分けて1番しっくりくるものを選ぶと良いでしょう。

・「○○が好きで、それに関わる仕事がしたいと思い」と好きなものを押し出す
・「○○の経験を活かせるような仕事をしたいと思い」とアピールポイントを絡める
・「将来、○○になりたいと思い」と目標を掲げる

あえてセオリーを外す書き方もアリ

宅地建物取引士試験の受験上の注意点会社によっては「結論から書く」という常識をあえて破ることが有効な場合もあります。このような書き出しは良くも悪くもありきたりで多くの方が実践しており、最初の一文では差が付きにくいためです。

ただし、乱用は禁物です。セオリーから外れているということは、それだけ支持されていない書き方ということになります。くれぐれも読みにくくならないよう十分に気を付けて、「この会社は変わった人材を探しているな」など使いどころを見極めましょう。

たとえば、書き方としては以下のようなものがあります。

自分のキャリアをアピールする

「20年間、営業としてお客様の間近で働いてきました」など、長く勤めてきたことをアピールするものです。この一文だけで営業に関するスキルはかなりのものだとアピールできます。

ただし、職種や業種を変える時は「どうして今までのキャリアとは違う道を進もうと思ったのか?」ということをしっかりフォローできていなければなりません。自慢だけして「じゃあそっちの業界で働けば?」と思われないよう気を付けましょう。

今後のビジョンを伝える

「グローバル社会が推進していく今日、私は言語や文化に囚われず仕事をしたいと思っております」など、自分がどのようになりたいかを説明します。そして、「そのためには貴社でなければならない」ということを全面に押し出していく戦術です。

特に向上心の強い人材を好む企業に有効です。一方で、地に足が付いていないようなことを書いては「夢見がちだな」と一蹴されてしまうことも。また、雇った人材がすぐに独立されると会社としては困るわけですから、「言い過ぎ」は禁物です。

履歴書の志望動機は多くの方が悩む項目ですが、書き出しにはパターンがあります。上記のようなテンプレートをいくつか準備して加工することで、すらすらと文章が書けるようになるでしょう。

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