長くフリーターでいた方は「就職なんて夢のまた夢・・・」と思っているかもしれません。
しかし、諦めるのは早計です。
仮に34歳まで定職に付いていなかったとしても、その後大企業に入って大逆転した方もいます。
概要
会社の中には「面白い人材を雇おう」と思っているところが少なからずあります。これは企業理念や人事部のコメントなどから分かります。特に経理などの経験を必要とするものよりも、企画などの独創的な発想が求められるところに多いようです。
このようなところはフリーターの方でも十分に合格する可能性が期待できます。そこで生涯働き続けても良いですが、さらにキャリアアップしていけば大企業に転職することも夢ではありません。
何の準備もせずに面接に臨んでは、新卒の方でも内定はもらえません。特にフリーターの方は経験という面でディスアドバンテージを背負っているわけですから、それを覆すぐらいの準備が必要となります。
たとえば、以下は最低限必要なことです。これ以外にも「やったほうが良いのでは?」と思ったら手当たり次第チャレンジしてみましょう。面接の時にアピールできれば、大きなプラスにもなります。
就活には自己分析や履歴書の作成、面接の練習などかなりの準備が必要となります。1人でやっていては大きな負担ですし、途中で投げ出してしまうこともあります。そこで、まずは大手の転職エージェントに登録しておきましょう。
これは会社と人材をマッチングしてくれる存在で、それ以外にも各種相談も受け付けています。基本的な準備は担当者に相談しながら進めていけば問題ありません。
資格があれば就活が有利になるとはよく言われることです。特にフリーターは職歴から実力が分からないため、よりダイレクトに響いてくる要素になります。
大切なことは資格のチョイスです。簿記などは大勢が取っており、また実践が重視されるためあまりアピールになりません。それよりは、MBAやUSCPAなど取る人がかぎられているもののほうがおすすめです。
アルバイトと正社員では働き方が異なります。今まで行っていたことができなくなることもあるでしょう。たとえば、シフト制でもなければ毎朝寝坊できなくなりますし、残業続きで趣味の時間を削らなければならないかもしれません。
今までの生活とのギャップが大きいほど心身に負担が掛かります。それで「やっぱり辞めよう」と挫折してしまわないよう、内定を取る前にライフスタイルの見直しをしておきましょう。
長くフリーターでいた方でも就職は可能です。ターゲットは普通の基準で選考している企業ではなく、変わった経歴を求めているところです。かなりの準備が必要で心身に負担が掛かるかもしれませんが、諦めず地道に続けていきましょう。