何事も「後で良いや」と思っている方はすぐに改善しましょう。
締め切りギリギリの行動は万が一間に合わなくなった時に大変ですし、仮に間に合ってもミスが多発します。
先延ばし癖には原因があります。それらを取り除くことで、先手を取って行動できる人材になれます。
概要
締め切りギリギリまで作業していることについて、どのような悪影響があるか考えてみましょう。上記のようにデッドラインを越えてしまった時のことや、成果物のクオリティーなどが挙げられます。
他にも、納期が迫ってくることにたいするストレスも大きなものです。焦りやプレッシャーを感じたくないからこそ早めに対応するということも、大切な考え方になるでしょう。
その作業をこなすことで自分にどのような恩恵が得られるのかを考えましょう。
査定アップや昇進など、さまざまなものがあるはずです。「給料が上がるから旅行に行こう」など、自分にご褒美を設定しても良いでしょう。
ぜひともこれは上記のリスクとセットにして考えたいところです。
あまりに大きく複雑なタスクを背負ってしまうと、「何をすれば良いのか分からない」と思ってまったく手が付かなくなることがあります。それでもまずは始めてみることが大切です。最初の一歩が上手くいくと、意外とその後もすんなり進むものです。
どうしても不安感が拭い切れない場合は、タスクを分割することも重要です。とにかく、自分がすべきことを明確にすることがこのケースにおけるもっとも大切な解決策になります。
誰しも嫌いな作業を持っているはず。しかし、それでもしなければならないのがビジネスという場です。そうだと頭で分かっていても、なかなか気持ちが付いていかないこともあるでしょう。
そのような時は、楽しいタスクをご褒美とすることがおすすめです。たとえば、「嫌いな資料作成が終わったら、羽を伸ばせる外回りに行く」などです。取り組む順序に自由度があるなら、このように自分でコントロールしていきましょう。
実は、先延ばし癖がある方の中で本当の怠けものはあまりいません。「失敗したらどうしよう」「後悔したくない」という前に進むことへの恐怖感のために、結果先送りしてミスしてしまうというパターンが多いようです。
真面目な方ほど多いかもしれませんが、もっとルーズに考えたほうが上手くいきます。「失敗しても死にはしない」と思えば、作業にたいするプレッシャーがなくなり、すんなりと始められるようになるでしょう。
先延ばし癖を持っていて良いことは1つもありません。日々のパフォーマンスを上げるためにも、先手の対応を心掛けましょう。だいたいの場合においては、気の持ちよう次第で十分改善できます。