栄養バランスの良い食事をする、しっかり睡眠時間を取るなど、健康を維持するために自宅で何か心掛けている方は多いでしょう。
しかし、1日の8時間以上を過ごすオフィスでの対策は怠りがちです。
以下では、主にデスクワークの方が取り入れられる、お手軽健康維持アイテムをご紹介しています。
概要
デスクワークの方にとって首や肩の凝りは大きな悩みです。放っておいて重症化すると、眼精疲労による視力の低下や、慢性的な頭痛などさまざまな健康被害が誘発されてしまいます。以下はそれらを防止する、オフィスで使えるお手軽なマッサージグッズです。
マッサージクッションはその名前のとおり、クッションサイズの電動マッサージ機です。小型のため持ち運びしやすく、腰や背中など気になる部位をピンポイントで揉みほぐしてくれます。
値段も数千円というリーズナブルという点が魅力。ただし、機械の作動音が鳴るため、周りの迷惑にならないかは注意しておく必要があります。「ルルド」「アテックス」などのメーカーが有名です。
低周波治療器は身体に微弱な電流を流すことで凝りをほぐすというものです。マッサージ機と違って音がないため、静かなオフィスでも使えるという魅力があります。
特にパナソニックなどのメーカーからはポケットにも入る小型の低周波治療器が販売されており、女性にも人気です。
近年、パソコンのUSBにつなぐことで稼働するグッズが人気です。AC電源と違って近くにコンセントの差込口がなくても使えるため、オフィスでは意外と使えます。
特に冬場は空気が乾燥しがち。喉を痛めたり風邪を引いたりすることがないよう、しっかり加湿することが大切です。しかし、オフィスに加湿器を持ち込むわけにはいかないもの。そこでぜひとも使いたいものがUSB稼働の加湿器です。
水を張ったコップに浮かべる。水が入ったペットボトルの口に装着するなど、使い方が簡単です。出力が弱く一室まるまる加湿はできませんが、自分の周りを潤わせるぐらいなら十分です。
冷えは身体にさまざまな悪影響を及ぼします。USBグッズの中には、手や足など、さまざまな部位を温めるウォーマーが充実しています。中には、充電式で温かいまま持ち歩けるカイロも。
手垢が付着したまま放置されることが多いパソコンのキーボードやマウスは、便座よりも不潔だと言われています。衛生面の問題から健康を害することはよくあること。しかし、PC機器のメンテナンスは意外と面倒くさいものです。
そこで、キーボードやマウスを「ウォッシャブル」タイプに変えてみましょう。これはその名前のとおり水で洗える製品のこと。身の回りの機器を清潔にすることで、インフルエンザやノロウイルスなどの予防になるでしょう。
自宅だけでなく、オフィスでも健康維持に気を遣いましょう。ただし、上記のグッズはどれもとても便利ですが、社則によっては取り入れられないことがあるかもしれません。導入前はしっかり確認し、場合によっては先輩や上司に相談することも必要です。