年収に影響するって本当!? ビジネスパーソンのファッション戦略

ビジネスパーソンには能力・スキルも勿論必要ですが、実はそれだけでなく見た目も重要になってきます。

服装にも気を遣っていないと出世や年収に響いてしまうことも……。

そこでビジネスパーソンなら知っておきたい見た目、ファッションの戦略法についてご紹介してきます。

ビジネスパーソンは見た目も大事

ビジネスパーソンにとっての“見た目”とは、顔が整っている、背が高いなど身体的特徴ではなく、ファッションとしての意味合いがほとんどです。

ファッションが整っている人というのは周りへの気配りができている人と判断されることもあり、ビジネスの場では相手に好感を与えることが多いです。

それを表すように、アメリカの労働経済学者であるダニエル・ハマーメッシュ教授が行ったビジネスパーソン7000人を対象にした調査では、ファッションに気を配っている人と気を配っていない人では、生涯年収で約3000万円の開きがあるという驚きの結果が出ています。

ビジネスパーソンのファッションはどこで決まる?

ファッションとは言うものの、ビジネスパーソンでいうところの「ファッション」とは、スーツが基本になるため、どこをどうアレンジしていいか分かり難いですよね。

そんなビジネスパーソンのファッションで大きなポイントになってくるのは、ネクタイです。ネクタイは、小物ながらスーツには絶大な効果を与えるファッションアイテムです。ネクタイ1つ気を配るだけでも、あなたに対する印象を大きく変えることもあります。

ネクタイのポイントとしては、毎日ネクタイを変えファッション意識をアピールすることも大切ですが、それ以上に状況に合っているかどうかが大切です。

例えばお客様相手に誠実な対応が求められる日は、誠実さがアピールできる紺や青色のネクタイ、プレゼンやスピーチで自分の熱意などをアピールする日には、赤色や少々派手な柄のネクタイなど、状況に合わせた使い分けがポイントになってきます。

状況に合わせてネクタイを使い分けることができれば“ファッション度”がぐっと上がるでしょう。
余りファッションに自信が無い方は、まずネクタイから変えてみることをおすすめします。

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コーディネートする

shutterstock_229524562ネクタイを変えたら次はスーツやシャツ、靴、ベルト、腕時計などその他の部分に手を加えていきましょう。

さて、ここで課題になってくるのがトータルコーディネートです。

手を加えれば加えるほどファッションは難しくなっていき、時として諸刃の剣となってしまうことがあります。

例えば、黒の強いダークスーツに、ネクタイが赤、シャツが黄色のストライプ、ベルトは白いエナメルの素材、靴は茶色の革靴、腕時計は何故か派手なスポーツウォッチといったようなコーディネートですとバランスが悪い上に、悪い印象を与えてしまう恐れがあります。

手を加える部分が多くなるほど、それぞれのアイテムの色や素材、デザインなどに方向性や共通性を持たせ、全体で見た場合のバランスを意識する必要が出てきます。

余りファッションに自信が無い方は、まずは清潔感や誠実感をテーマにし、落ち着いた色や素材、デザインのもので統一していくのが良いでしょう。(ただし、全部を黒の無地で統一してしまったりすると喪服のように見えてしまうので注意しましょう。)

ファッションというのは、相手に与える印象を左右します。ネクタイ1つ変えるだけでも、この人はファッションに気を使っている人だと好感され、それがビジネスを好転させる要素にもなりえますので、ビジネスパーソンであれば「たかがファッション」と思わずに気を配っていきたい所です。

どこを見ている? ビジネスパーソンの第一印象はここで決まる

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