出来るビジネスパーソンの身だしなみの投資の方法とは?

できるビジネスパーソンはしっかりと身だしなみを整えています。

それも、単に「髪を切った」「スーツをクリーニングに出した」というだけではありません。

大切なことは、相手のことを考えた服装を選ぶこと。このことを突き詰めると、投資の仕方にこそ本質があると分かります。

清潔感は当たり前 より広い視野を持って一歩先を行く

身だしなみの話でよく出てくるものは「髪をボサボサにしない」「髭をしっかりと剃る」「スーツにシワを付けない」などでしょう。しかし、これらはビジネスパーソンとしてはごく当たり前のことです。

できる人はその一歩先を行っています。そもそも、身に付けているものが適切かどうかから考え直してみましょう。

身の丈に合ったものを身に付けることが大切

「服は値段が高ければ良い」とは意外とたくさんの方が勘違いすること。しかし、社会人になったばかりの新人が高過ぎるスーツや腕時計などを身に付けていても滑稽です。

身の丈に合ったものを身に付けることが大切。たとえばスーツの場合、年代別に分けるとだいたい以下のようになるでしょう。

20代前半は最安値で十分

20代前半はまだ新人の時期。ここでお高いスーツなどを着ると周りに「嫌味」だという印象を与えてしまうかも。また、柄付きのシャツなども「生意気だ」と思われてしまうことがあります。

むしろ、シンプルで安いものだけで身を固めたほうが、誠実さが漂います。雑用などの肉体労働も多い時期と考えても、数年で着倒せるものがベターでしょう。

20代後半から少しオシャレを

部下を持ち始める頃になると、もう少し威厳を見せたいところ。少しオシャレをして、小慣れた感じを出すと良いでしょう。ビジネススーツの値段は上下でだいたい30,000円代と言ったところです。

30代からオーダーメイドを視野に入れる

ますますたくさんの部下を持ち、会社を支える存在となる30代。ウールなどの高級生地を使った高いスーツにも手を出したいところです。値段としては上下で40,000円~60,000円ぐらいです。

それと同時に、代謝が落ちてお腹がぽっこり出始める時期でもあります。みっともない見た目にならないよう、既製品ではなくオーダーメイドを着ることも検討してみましょう。

投資をするならまずは靴から

身だしなみを整えるには何かとお金が必要です。「できるだけ節約したい」という方は、まずは靴に投資しましょう。良い革靴は一生もので、手入れを欠かさず行えば年月と共に輝きが増していくためです。

また、スーツは体型が変わると買い直さなければなりませんが、足の大きさはそう変わりません。

周囲の目からしても足元は重要です。特に日本においてはお辞儀をする時によく見えるためです。この時にぴかぴかの靴を履いているだけで、印象が大きく変わるでしょう。

身だしなみを整えることはビジネスパーソンとして当然のこと。しかし、正しく投資できている方はあまり多くありません。自分の身の丈に合ったものを身に付けるということが、相手のことを考えて、TPOをわきまえた服装を選ぶということになります。

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