一般的に図書館と言えば、子供や学生が利用する施設だというイメージがあるかもしれません。しかし現在の図書館は、ビジネスパーソンが快適に利用できるためのサービスが増えつつあります。
できるなら、上手に利用してビジネスパーソンとしてのスキルアップに繋げたいところです。
ビジネスパーソンが活用しやすい図書館のサービスを紹介します。また、図書館を利用する際のオススメ方法として「読書ノート」についてもお届けします。
無料で利用できてノウハウや知識を得られる図書館の価値は、ビジネスパーソンの中でも高まっています。また図書館は基本的に静寂に包まれる環境のため、資格取得を目指す方が勉強しやすい施設なのです。
ビジネスパーソンの利用者が増えたことで、図書館側も「企業・開業」「資格試験」「マネジメント」「マーケティング」といったビジネスに関連する本を増やしています。
また図書館によっては、ビジネスパーソンが出張の合間を縫って利用できるように利用者登録の規定を緩和しているところあります。
図書館によっては、会議室やホールなどを貸し出しています。主にセミナーや展示会などで利用できますが、社外での会議などで利用する会社員も増えてきているのです。
無線LANを利用できる場所もあるためネットインフラに関する懸念も少なく、会議中に資料が必要となった際には図書館の蔵書から利用できるというメリットもあります。
ビジネスパーソン向けにセミナーを開催している図書館もあります。例えば、東京都千代田区の区立日比谷図書文化館では「日比谷カレッジ」と称してビジネススキルの向上をはじめとするワークショップやセミナーを毎月開催しています。
開催時間も19時以降となっていることが多く、仕事帰りの会社員が参加しやすいものとなっています。
図書館に置かれた本には膨大な情報が詰まっているため、情報の取捨選択が難しくなることでしょう。読んだ本のタイトルや内容、本から得た自身の意見や感想などをまとめておく読書ノートを作成することをお勧めします。
これを利用することで有益な情報を取り出しやすくするだけではなく、アウトプットする際にも活用しやすいでしょう。
読書ノートを作成しつつ、図書館を上手く利用しご自身のスキルアップに繋げてみてはいかがでしょうか。