一流の働き方を身につけることは難しいことです。
1人で模索していては一生辿りつけないかもしれません。
そのようなときは、すでに活躍している人から学ぶことが吉です。漫画家で有名な鳥山明は絵のセンスだけでなくビジネスパーソンとしての働き方もマスターしています。
会社で下積みしているといつまで経っても評価されず悶々としてしまうことがあるはずです。そのようなときはモチベーションも下がってしまいますし、転職も考えてしまうかもしれません。
鳥山明のもっとも有名な作品が「DRAGON BALL」ですが、それが生まれた理由が「Dr.スランプ アラレちゃん」の連載を止めたかったからだと言われています。彼は今の仕事に満足できなかったときでも、周りを納得させるだけの成果を上げて認めさせました。
仕事には優先度をつけることが大切です。あまりにたくさんのタスクに全力を尽くしてしまうと早々にバテてしまうことがあります。体面をしっかりと保ちつつも、手を抜けるところは上手に抜いておきたいものです。
実は、「DRAGON BALL」の戦闘シーンで荒野が多いのは建物など書くのが面倒だった、スーパーサイヤ人の金髪はベタ塗りが面倒だったという逸話があります。
「どうすれば面白い作品をキープできるか」ということをしっかりと把握した上で上手に手抜きしたと言えるでしょう。
IT技術が発展している今日、さまざまな製品が加速度的に開発・発売されています。ビジネスをスムーズにおこなうためには、それらの中から本当に使えるものを見つけ出して上手に活用していく必要があるでしょう。
鳥山明は集英社のある東京ではなく、地元の愛知でずっと活動していました。それを可能としたものがFAXです。当時の技術としては最新のもので、利用している人はそこまで多くありませんでした。しかし、彼が「これで時間が有効活用できる」と目をつけて活用したことで、地元での活動が可能になったのでしょう。
鳥山明の仕事術は今でも通用するものがたくさんあります。上記のような一流の仕事術は1人で探してもなかなか見つからないものです。彼にかぎらずさまざまな成功者の逸話から学び、仕事に活かしていきましょう。一流のビジネスパーソンになるためにも、自伝小説やインターネットの経験談、インタビューなどを参考にすることがおすすめです。