今やビジネスにおいてパソコンを使わない会社はほぼありません。どのような業界でも生産性を向上させるために必須のアイテムですが、その効果は使う人によって大きなバラつきがあります。
その原因の1つが操作スピードです。宝の持ち腐れとならないよう、まずは使えるショートカットを覚えて業務をさらに効率化させていきましょう。
概要
「Altなんて使ったことがない」という方はパソコンを使いこなせていません。さまざまな操作を短縮化できる優れたキーです。たとえば、「Alt+E」「Alt+F」でそれぞれツールバーの編集、ファイルを開きます。
たくさんのファイルやフォルダを扱っていると名前を変える機会もあるはず。その時はF2キーを押してみましょう。右クリックをしなくてもリネームできるようになります。
また、通常は名前を決めた後Enterで確定するものですが、その時にTabキーを押すと次のファイルやフォルダをリネームできます。
PDFやブラウザ、パワーポイントなど、いくつものページがあるものは「Alt+カーソルキー」でページを移動できます。
ブラウザやテキストエディタなど、よく使うものは画面下部にあるタスクバーに登録しておきましょう。「Windows+数字キー」を押すことで、任意のプログラムを一発で起動できるようになります。
HomeとEndはそれぞれカーソルを行頭、行末に移動できるショートカットキーです。
また、「Ctrl」を組み合わせることでそれぞれドキュメントの先頭と末尾にも移動できます。これらを使い合わせるだけでカーソル移動が一気に早くなります。
アプリケーションキーとは、キーボード右下辺りにある格子状のアイコンが刻印されたキーです。これは右クリックした時と同じで、コンテキストメニューが表示されます。
これらの操作はドキュメントを作成する時に必須です。右クリックでメニューを開いていては、周りのライバルを大きな差ができてしまいます。
操作ミスを一発で元に戻します。特に何度も微調整しなければならないような画像編集などでフル活用します。イラストレーターなどの職業は「作業中ペンタブを動かしながら、左手の小指と薬指は常にCtrlとZに触れている」という逸話があるぐらいです。
「パソコンがフリーズして作業がやり直しになった」という経験は誰でもあるはず。こまめに保存しておくことで被害を最小限にできます。気が付いた時すぐに「Ctrl+S」を押す癖を付けましょう。。
「あの記述はどこのページにあったかな」という時は「Ctrl+F」で検索しましょう。文字数を入力することで、それが存在する場所をピックアップしてくれます。ドキュメントだけでなく、ブラウジングでも使えるテクニックです。
パソコンの操作スピードは生産性に直結します。できるビジネスパーソンは皆作業スピードが違います。ライバルと差を付けるためにショートカットを覚えて効率化させていきましょう。