大学生の保護者必見!就活がうまくいく子どもに育てる10の習慣(シリーズ1)

自分の子どもをできるビジネスパーソンにするためには、いかに就活を成功させるかが重要になってきます。

大切なことは社会で役立つさまざまな能力を付けさせること。

以下では、普段の生活でできる、子どもを成長させる習慣を紹介しています。

1、意見を求める

子どものことを大切に思うからこそ、「大学はここにしたほうが良い!」「成績が低いから塾に通わせなければ」などと親が動きがちです。しかし、大学生になったらもう少し「自分で考える」という習慣を身に付けさせましょう。

そのために大切なことは、親が決めずに子に意見を求めることです。社会で本当に役立つ人材は、何でもかんでも「イエス」と答える無思考人間ではなく、物事を常に深く考えられる人間です。

2、食卓には新聞を置く

社会に興味を持つことは重要です。就活では最近のニュースについて聞かれることもあります。しかし、特に最近の若者は新聞を読みません。食卓に置いて、空いた時間に手にとって世の中の状況を知ることができる状態にしておきましょう。

本来なら、スポーツや芸能などライトなニュースも取り入れたほうが多才な人材になります。しかし、どうしても軽い内容しか読まないようであれば、政治や経済だけが取り上げられた新聞を置いても良いでしょう。

3、本を読んでいる姿を見せる

「本を多く読む人間ほど優秀」とはよく言われることです。たとえば、Microsoftの創業者として有名なビル・ゲイツは、普通のビジネスパーソンの約38倍もの読書量を誇っていたと言われています。

しかし、いくら親が「本を読め」と言っても子どもは反発するものです。無理強いは反発力を増させることになるため絶対にNG。ここは大人が手本になって、本を読んでいる姿を見せることが有効です。

4、将来についての話をする

ビジネスにおいて成功するためには、先見性が重要です。上司の指示を先回りしてポイントを稼ぐ、市場の動きをいち早く察知して新たな事業を展開するなど、下っ端から経営層になってまで使います。

大切なことは、先見性とはけっして先天的な能力ではなく、鍛えられるということ。そのためにも、常に先を想像して答え合わせするという習慣が有効になります。そのために親が行うべきことが、将来についての話を持ち出すということです。

5、失敗から学ぶ習慣へ誘導する

特に小中高と優秀だった子どもほど、1度の失敗で心が折れてしまいがちです。就活に失敗は付きもの。早くから自分自身をみつめて、改善する力を付けさせる必要があります。

失敗したらすぐに慰めるのではなく、そこからどうするべきかを自分で考えさせることが必要です。

子どもを育てる習慣はさまざまですが、ここで共通していることは、いかに自発的に行動させるかです。「塾に行かせなきゃ」「良い大学を見つけなきゃ」と過保護だった方ほど、就活で一気に落ちてしまうかもしれません。

今までの教育がどうだったか、これからどうするべきかを、もう1度見直してみましょう。

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