ロジカルシンキングを身につけるために心がけたい、4つのこと

物事を順序良く分かりやすく説明できるスキルを指すロジカルシンキングは、転職時の面接や資料作成などさまざまなシチュエーションに反映されます。

自分の言葉に説得力を持たせたいなら、かならず鍛えておきたいものです。

ロジカルシンキングは後天的に身につけられる

「論理的な思考は頭が良い人だからできる」と思って諦めてしまう方が多いようです。これは思考のプロセスは視覚化しにくく、どのように養えば良いのか分からないためでしょう。

しかし、実際には以下のような心がけでどのような方でもできるようになるものです。

結論から話す

ロジカルシンキングが苦手な方ほど、物事を時系列順に最初から話そうとしてしまいがちです。これでは話している最中にゴールが分からなくなり、流れが逸れてしまうことがあります。

まずは結論から話し、そこを目指して内容を展開していきましょう。内容がブレることがありませんし、聞いている側もアウトラインを掴みやすくなります。

理由を明らかにする

ロジカルシンキングにおいて重要な要素の1つに因果関係があります。物事のつながり次第で、ロジックは真にも偽にも変わってしまいます。そのため、とくに客観的に、冷静に判断しなければならない部分です。

とくに「なぜ」という部分をはっきりさせずに話すと「論理が飛躍している」と言われてしまいます。ときには定量的なデータを集める必要も出てくるでしょう。

箇条書きや図に出力してみる

箇条書きや図に出力してみる複雑な思考を頭の中ですべて処理することは難しいはず。慣れないうちは紙に書くなどして整理することが有効でしょう。

これは文章で長々と書くよりも、箇条書きや図など見やすいものにしたほうが良いでしょう。書いている最中に、論理が矛盾しているところが見つかるかもしれません。

論理がつながった後にもう1度見なおしてみる

出発地点から結論まで完璧なロジックでつながった後でも、もう1度流れを確認してみることが重要です。実際に矛盾がなかったとしても、たとえば回りくどい論理展開で、説明しても理解してもらいにくい場合があります。

プレゼンテーションの資料などあらかじめ考える猶予があるものはロジックの最適化を繰り返し、簡潔で矛盾がないものにしてから使うようにしましょう

ロジカルシンキングは生まれつきの能力ではなく、訓練によって養っていくものです。面接やプレゼンテーションなどさまざまなシチュエーションで重要となるスキルですから、毎日の積み重ねで鍛えていきましょう。

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