2020年5月26日
ラポートトークとはフランス語の、橋をかける「ラポート」という意味から来ている話術の一つです。
「橋をかける」という意味から分かる通り、相手との信頼関係を構築する話術です。信頼関係を築くことで自社の商品・サービスをより理解してもらい購入につなげることが可能になります。
初対面の人に、自社の商品・サービスをどんなに説明しても理解してもらえません。
考えてみれば当然です。どこの誰かもわからない、信頼をしていない人の言うことをそのまま受け取る人はいません。
信頼を得るために、相手の抱えている悩みや不安と言った問題を聞き出します。
可能であれば、その問題と絡めて自社の商品やサービスをアピールします。
商品やサービスと絡めることができなくても、相手の話を聞くことによって相手からは信頼を得ることができます。
自分から率先して会話をする必要はなく、相手に質問しその出てきた答えを更に聞いていきます。
「ラポートトーク」といってますが、要は相手をしるためにコミュニケーションを取るといった、人と人とが知り合い関係を深めるために自然と行っている、当たり前のことなのです。
その当たり前のことが、ビジネスシーンになると「商品を売らなきゃ」、「サービスを売らなきゃ」といった心理が働きうまくできなくなってしまう人が多いのです。
「商品が売れない」、「サービスが売れない」といった方は、ぜひこの「ラポートトーク」(まずは顧客の事を知る)を実践してみてください。