USCPAやMBAなどの国際資格は、特にビジネスパーソンの間で注目されています。
しかし、できることなら大学生のうちから取得を目指したいところ。
周りよりも一歩先に動き出すことで、よりレベルの高いビジネスパーソンになれることでしょう。
概要
大学生の頃から国際資格の学習を進めることをおすすめするのは、次のような4つの理由があるためです。
中には「社会人になってから学べば良いや」と思っている方が少なくありません。しかし、日中は常に業務を進めており、就職先や時期によっては残業、休日出勤続きにもなり得るのですから、ゆっくり勉強していられるわけがありません。
大学生は、人生の中でも集中して勉強できる最後のボーナスタイムです。その時間を無駄にせず有効活用するという意味でも、国際資格の取得を目指すべきでしょう。
少し前に「内向き志向」という言葉が話題を呼びました。最近の若者は海外進出に目を向けず、日本しか見ていないと悲観する意味です。
この言葉についてはさまざまな議論がありましたが、実際に「グローバルな人材になりたい」という高い意識を持った大学生の数が少ないことはたしかです。
世界で通用する資格を持っているということは、それだけ広い視野と高い実力を持っているというアピールになります。これは就活でもとても強い武器です。
英語の勉強でTOEICを利用している大学生はたくさんいます。たしかに世界的に使われている、もっともオーソドックスな語学力テストの1つではありますが、それだけでは不十分です。
国際資格の勉強をする時、英語はTOEICのような目的ではなく、手段として使うことになります。このように、さまざまな視点から語学を扱うことで、よりプラクティカルな実力が身に付くでしょう。
大学生のうちに国際資格を取得している方はほとんどいません。「みんなが取っていないなら自分も別に良いじゃないか」と思うところが日本人の悪い癖。ここは「だからこそ自分だけは取っておこう」と思うべきです。
ゼミや就活などどのようなフィールドであっても、自分1人だけ国際資格を持っているとなれば相当目立つでしょう。それだけ泊がつきますし、何事においても有利になるはずです。
国際資格を取る上で唯一最大のデメリットがコストです。学習するにはスクールに通う、通信講座を受講するなどさまざまな方法がありますが、どれにしてもかなりの負担が掛かります。
アルバイトをして稼ぐにしても、それだけでかなりの時間が消費されてしまうはず。両親の理解を得てサポートしてもらうことがベターでしょう。
しかし、このような自己研鑽はけっして無駄にはなりません。ただ騒ぐだけの飲み会やゲーム、漫画などに使うよりずっと有意義なはず。投資と浪費の区別が付く方なら、けっして高い出費ではないと感じられるでしょう。
国際資格の取得を目指している大学生はほとんどいません。だからこそ、周りと大きな差を付けるために勉強してみましょう。じっくりと時間を掛けて取り組める最後の時間です。