能力の差は練習時間の差。10,000時間の法則とは。

成功者を見て「才能が全て」と思っている間はいつまで経っても成功できません。

それぞれの分野で天才と呼ばれているような人は普通を遥かに超える努力をしています。

大成するかどうかは練習量が全てです。

嘆くならまずは10,000時間の努力をしてから

どのような道でスペシャリストになるにせよ、まずは相応の練習量が必要になります。そして、最低限必要な目安が10,000時間だと言われています。毎日3時間、365日休まず続ければだいたい10年掛かるぐらいのボリュームです。

「どうしても報われない」と悩むことは誰でもあるでしょう。しかし、そのような時こそそれだけの量を本当に行ってきたかを振り返ってみましょう。ほとんどの場合、全く足りていないはずです。

偉人たちは皆10,000時間を簡単に突破している

どの業界でも、この数値に満たずに世界レベルに達した者はいないと言われています。また、能力や練習量に関する調査でもたびたび現れることから、専門家の間では世界共通のマジックナンバーともされています。

実際に、マイクロソフトを立ち上げたビル・ゲイツ、音楽で多大な功績を残したビートルズ、今もなお野球界で活躍し続けるイチローなど、世界中の偉人達はそれぞれの専門分野にたいして10,000時間を簡単に超える努力を続けています。彼らはけっして才能だけでトップに上り詰めたわけではありません。

簡単なことではないからこそ、相応の覚悟を持って取り組む

実際に10,000時間何かに費やすことは大変なことです。しかし、それは忙しいからではありません。続けることが辛いからです。よく「忙しくてできなかった」と言い訳する人がいますが、それは根拠にはなりません。1日3時間取り組めば10年で達成できる数値ですから、朝に1時間、寝る前に2時間でも続けられるはずです。

長い期間ですから、伸び悩みや心身の不調などさまざまなトラブルが出てきます。そのような時に「それでも続けるんだ」と強い意思を持って諦めないことが大切になります。そこで「どうせ自分なんか」と思うようならそれまででしょう。

大成したいならまずは10,000時間練習しましょう。世界中の偉人たちがかならず突破している目安値です。けっして簡単なことではありませんが、心の持ちようで乗り越えられます。明確な目標と強い意思を持って、焦らず、確実に努力していきましょう。

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