出来るビジネスパーソンから学ぶ。俯瞰力を鍛える3つの方法

できるビジネスパーソンから学ぶ。俯瞰力を鍛える方法

物事を高い視点から広く見渡すことを意味する俯瞰力。

ビジネスパーソンなら早いうちに身につけたいスキルです。

習得の速度は下積時代にどれだけ意識を変えられるかにかかっています。

経営層だけでなく前線で戦う人にも必要な能力

俯瞰力を鍛えることで、感情や1つの情報に振り回されることがなくなり、状況を客観的にとらえることで冷静な判断ができるようになります。これは管理職、経営層と上の立場になるほどとくに必要となるものです。

そうでなくても、仕事の全体図を掴み上司の考えを先回りして対応すれば評価アップにもつながるでしょう。

意識を変えて日々の積み重ねによって習得

俯瞰力は思考に関わるスキルのため、一朝一夕で鍛えられるものではありません。心構えを変えて、毎日実践することで少しずつ身につけていく必要があります。

感情を持ち込まない

「楽しい」「つまらない」といったことは個人の感情です。客観的に物事を考えて冷静な判断を下すなら、このような情報を排除して考えることが必要不可欠です。

また、「良い」「悪い」の2つの言葉にも注意しましょう。もしかしたら物事を自分自身の価値観で決めつけているかもしれません。「本当にこれは良いことなのか?」とまずは疑ってみることが吉です。

物事に取り組む前に、ゴールを決める

物事に取り組む前に、ゴールを決める高い視点から全体を広く見渡す俯瞰ですが、その中でもっとも見なければならない場所が、今いる自分の位置と、ゴール地点です。まずはこの2つを正確に観察する力を養うことが大切です。

たとえば、「自分がどのような業務をしているのか」「作業を終えることで会社にどのようなベネフィットがあるのか」というものがあります。この2つを把握することで、「自分がどのように取り組むべきか」ということが客観的に分かるようになります。

1つ上の階層を意識する

ビジネスパーソンの中には、「言葉はよく聞くが、具体的にどう考えれば良いのか分からない」という方が多いようです。そのような方におすすめの方法が、「上司や先輩の身になって考える」ということです。

たくさんの部下を抱えている人の立場で考えることで、その中の1人である自分がどのような振る舞いをすべきかが分かるようになります。徐々に社長の立場、業界の立場と階層を上げていくことで、よりレベルの高い思考ができるようになります。

俯瞰力は経営層だけでなく前線で働くビジネスパーソンにも求められるスキルです。今から意識を変えて、日々の積み重ねで養っていきましょう。

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