「時間がない」が口癖になっている方は意識を変えましょう。
人の一生は約5000週と言われており、やりたいことをしっかりとやっているビジネスパーソンほどその使い方が巧みです。
たとえば「忙しいから勉強ができなかった」というセリフはただの言い訳です。残業で帰宅が遅くても、通勤中やお昼休み、寝る前などを合わせれば少なくとも数十分ぐらいは捻出できるはずです。実際に、「忙しい」と嘆く方こそ成長のスピードが緩やかです。
前線でバリバリ働いている一流のビジネスパーソンこそ、自分の余暇をそれほど多く持ってはいません。それでも成果を上げられる理由は、かぎられたリソースをどのように使うかという管理技術に長けているためです。
求められることは、ないものを作りだすことではなく、今あるリソースを上手に活用することです。以下のようなことを実践してみると、厳しい制約の中でもっとできることが増えるかもしれません。
通勤中スマホでゲームをしている、仕事で意味がない会議をしているなどの方は、それをするだけの十分な暇があります。
まずはそれらをなくし、もっと価値がある作業に当ててみましょう。
そのためにもやるべきことは、Todoを紙に書き出すことです。
その中から優先順位をつけていき、大切なものから消化していきましょう。場合によっては他の人に任せてしまったほうが良いものも出てくるはずです。
やる気がないときはだらだらと作業してしまいがちです。集中力がない状態で仕事するよりも、まずは環境を整えたほうが効率的でしょう。デスクやパソコンのデスクトップを整理して、没頭できる状態を作りましょう。
人間は長い間同じことをしていれば次第と疲れてしまうものです。ときには休憩を挟むことも重要です。たった10分のリラックスが後の半日を大きく変えることもあります。
「忙しい」と嘆く人のほとんどに時間の見積もりが甘いという特徴が見られます。そのような場合、まずは正確な量を計れるようになりましょう。タイマーを使って作業タイムを測定することが重要です。慣れないうちはむしろ多めに見積もったほうが結果的に余裕を持って取り組めるはずです。
かぎられた時間を有効に使いましょう。同じだけ与えられたリソースをどのように使うかで、一流のビジネスパーソンになれるかどうかがかかっています。