苦手な男性部下と上手くやる方法。3つの意識で関係改善

管理職になると部下とどう接すれば良いのか分からなくなる方が多いようです。

しかし、今後ますますキャリアアップし活躍するためには、大勢の人を動かす能力は必須でしょう。

一貫したつき合い方を見せる

上司はすべての部下にたいして平等な扱いをすることが大切です。同じミスをした2人にたいして、片方には怒鳴り、もう片方には何も言わないということがあればひいきしているように見えてしまうはずです。

実際には、相手にも多種多様な性格があってそれぞれ適切な接し方があるため、上記のような対応のほうが個々にたいして効果的なこともあります。しかし、人前でそれをすれば全体にたいして悪影響を及ぼすリスクがあるでしょう。

どうしても個人にたいして特別な対応を取らなければならないときは、周りの目が届かないところでおこないましょう。

プライベートの共有はほどほどに

プライベートの共有はほどほどに業務後にいっしょに飲みに行ったり、休日に出かけたりするということは有効です。親密度を上げられますし、もしかしたら会社では言えないような相談をしてくれるかもしれません。

ただし、付き合いすぎは禁物です。相手にもプライベートがあり、基本的には上司の誘いには断れませんから、自分の時間を削られてストレスを感じているかもしれないためです。

ほかの理由として、仲良くなりすぎると関係が友達感覚になってしまうということも挙げられます。あくまで仕事上の関係だということはお互い認識しなければなりません。普段の言動に遠慮が見られなくなったときは少し距離を置いたほうが良いでしょう。

人間としては同じ立場であることを意識

当然なことですが、上司は部下よりも立場が上です。しかし、あくまでそれはビジネスにおける話であり、人間としては対等だということはしっかり認識しておかなければなりません。

しかし、実際にはこのことを意識していない対応が多いようです。「だからお前はダメなんだ」などと人格を否定しかねない言葉や、「俺に口答えするのか」という自分を上に置いた態度などが一例です。

信頼を得るためには、仕事上はしっかりと管理職としてのポジションを貫きながら、人間としては対等に付き合うことが重要です。かなりのバランス感覚が求められますが、それが出来てこそ一流のビジネスマンだと言えるでしょう。
部下とどのように接すれば良いのかわからない管理職の方がたくさんいます。上記のような内容を意識し、信頼される上司を目指しましょう。

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