できるビジネスパーソンは本を読みます。
年収と読書量は比例すると言われるほどで、たとえば、ビル・ゲイツは年収300万円の人の38倍を読んでいるとされています。
概要
本を読むことは大切なことです。しかし、実際には社会人の40%ほどが1ヶ月に1冊も読んでいないという調査結果が出ているようです。その理由として多いものが「忙しくて時間がない」「読書が好きではない」といったものです。
「本を読め」と言われると「堅苦しいものを読まなければならないのか」と考える方が多いようです。
たしかに、そのようなものは身につければ大切なスキルになります。しかし、難しい書籍は読むことが大変ですし、それで挫折してしまうこともあります。
実際のところ、どのような内容でもしっかり読めばタメになることがたくさんあります。野球に関する作品なら同じ趣味を持っている取引先や上司と話ができて距離が近づくかもしれません。そのため、マンガですら話題のネタになると考えられます。
当然のことですが、マンガをはじめとする簡単なものだけを読めば良いわけではありません。たしかにそれらはタメになりますが、それだけでは知識が偏ってしまいます。一流のビジネスパーソンはジャンルにかかわらず、「面白そうだ」と思ったものをすべて読むことにしています。
そもそも本を読む習慣がないという方は、以下のようなことを実践してみましょう。
「このときに30分はかならず」と決めて習慣化してみましょう。とくに就寝前はおすすめです。寝る前のネットサーフィンは眠りを妨げることが多く、それを読書に切り替えたことで眠りの質がいっきに良くなったという方がたくさんいます。
本を読む場所を自宅に限定する必要はありません。電車内やオフィス、公園など読めるところはたくさんあります。最近ではスマホで活字が読める電子書籍が販売されています。「持ち歩きにくいな」と思う方でも1つの端末に何十冊もつめこめるためおすすめです。
書籍はコミュニケーションの手段になります。友人と話すことも良いですし、ブログに書くことも良いでしょう。Facebookやmixiではそのためのコミュニティもたくさん作られているため、そこに加わってみると仲間がさらに増えるかもしれません。
「面白そうだ」と思って買ったものでも読んでみるとどうしてもつまらないことがあります。それを無理して読了しようとすると挫折の原因になります。そのようなときは早く次の書物に移ったほうが良いでしょう。いわゆる「積み」になっても仕方がないと考えましょう。
一流のビジネスパーソンになるために読書しましょう。最初ならどのような内容でも知見が得られます。徐々にバリエーションを増やしていき、幅広い知識や教養を身につけていきましょう。