電車通勤の方は、毎朝が憂鬱です。
このようなことを上司や先輩に相談するわけにはいきませんが、ほとんどの方は「これも社会人としての務め」と応えるでしょう。
しかし、一流のビジネスパーソンなら「そもそも満員電車に乗る必要性があるのか?」ということを考えます。
概要
満員電車に乗ってしまうと数十分の間ぎゅうぎゅう詰めにされて、その間は何もできません。一分一秒を大切に思う方ほど、この時間をもったいないと思うでしょう。
大企業の幹部の中には、通勤をすべてタクシーにして、その間のすべてを読書に当てているという方もいるようです。
そして、満員電車を出る頃には身も心も、スーツもくたくたです。これでは、仕事のパフォーマンスが良いわけがありません。
「しっかり仕事しよう!」と思う方こそ、「我慢して乗ろう」と考えるのではなく、「どうにかして避けよう」と考えるべきところです。
満員電車を避けるためには、日頃の生活を変える必要があります。具体的に何を変えれば良いのか、それが以下の4つです。
もっとも簡単な方法が、朝早起きしてラッシュが始まる前に出社してしまうというものです。懸念することは、早くでもオフィスが開いている会社でなければならないこと、何より毎日の早起きで身体に無理をさせないことです。
会社がフレックス制度を導入しているなら、反対に出社を遅らせるという方法もあります。
「そもそも電車に乗らなければ良い」という選択肢もあります。現実的なもので言えば、自家用車や自転車などでしょう。ただし、前者のガソリン代はかならずしも経費で落ちるとはかぎりませんし、後者にしても限界になる距離があります。
また、電車を使うにしてもいくつものルートを押さえておくと気休め程度には役に立つかもしれません。
徒歩圏内に引っ越ししてしまえば、わざわざ交通機関を使う必要がありませんね。ただし、これはオフィスの場所によりけり、新宿や渋谷などの都心にあったら家賃が高くて非現実的です。また、家族がいたらそう気軽に引っ越せるものではありません。
おもに、独り身で地方に住んでいる方向けの方法です。
会社が許可しているなら、自宅で仕事するという選択肢も出てきます。ただし、セキュリティの問題から言っても、国内でOKを出すところはそう多くはないでしょう。
他に考えられるものが独立。自営業になってしまえば、わざわざ通う必要はありません。ただし、「満員電車に乗るのが嫌だから」という理由で退職するのはあまりに軽率過ぎます。
「会社に嫌気が差していた」「ずっとやりたいことがあった」など、今まで思うことがあった方なら、動機の1つになるでしょう。
日本では同調圧力があるからか、「満員電車には乗るべきだ」というぐらいの強い風潮があります。しかし、心身の健康や生産性などから言って、乗ることはほぼ無駄です。
日常のさまざまなことを変えることで、満員電車は避けられます。どれも気軽にできるものではありませんが、今後の働き方をガラッと変えるためにも、思いきって行動に踏み切ってみるのも良いでしょう。