今注目の資格「CIA」とは?経営層へのキャリアパスを描ける資格

今、経営層へのキャリアパスをつなぐ資格として、「CIA」という資格が注目を浴びている。
国際資格であり、正式名称は「Certified Internal Auditor」という名称だ。

日本語訳としては、公認内部監査人といわれている。

何故この「CIA(公認内部監査人)」が、経営の本質を学べ、経営層へのキャリアにつながるのか説明していく。

すぐに取得したいという方は
こちらを参照

CIAの特徴

1. 内部統制・リスクマネジメントの専門家

公認内部監査人(CIA:Certified Internal Auditor)は、内部統制・リスクマネジメントに関する世界標準の知識を学ぶ。
そして、会計やIT に関する知識も身に付けるため、内部監査を軸としたビジネス全般のオールマイティープレーヤーになれる。

2. 経営者から必要とされる人材

仮想通貨業者の流出問題、製造業のデータ改ざん問題など企業の不祥事は後を絶たない。
不正会計や情報漏えいなどのリスクに、企業はさらされている。
これらが、企業存続にかかわる今、リスクマネジメントの専門知識を持つ人材の重要性は増している。

3. 名刺に書ける国際資格

CIA 資格は名刺に書ける国際資格。スペシャリストとして社内外にアピールできることはもちろん、定年後も社外取締役や監査役などの幅広いキャリアに可能性が広がる。

4. 世界に16万人、日本に8,801人

CIAは、1941年に米国で設立された「IIA(内部監査人協会)」が認定している。
認定された人数は、世界で16万人。16万人がCIAホルダーとして、グローバル企業の内部監査部門や会計ファームなど幅広いフィールドで活躍している。

日本国内では 8,801人(2018年末 日本内部監査協会調べ)合格者おり、内部監査部門だけでなく、近年は部門を問わず取得者が広がっている。

5. 日本語で受験可能

CIAは国際資格と述べたが、日本受験可能なうえ、日本語で受験することができる。
そのため、多忙なビジネスパーソンでも時間を工面し受験することが可能。

6. 生涯盤石のキャリア

監査の国際資格を持っていれば、管理職として、営業やシステム、総務、コンプライアンスなど幅広いキャリアを築くことが出来るようになる。
取締役や外部監査役などとして定年後のキャリアにも可能性が広がる。「70歳定年時代」を迎える中、周囲のシニア層とスキルで差別化を図ることも出来るだろう。

広がっていく内部監査の重要性

大手監査法人が監査する上場企業であっても、不正や粉飾のニュースが絶えない。東京商工リサーチが上場企業や有価証券報告書提出企業を対象に毎年行っている「不適切な会計、経理」を開示した上場企業の数は、2018年には過去2番目に多い54社となった。

また最近では、製造業でのデータ改ざんや、無資格検査の事例もさかんに報道されている。

組織的な不正リスクへの対応が、企業価値にも大きな影響を及ぼすようになっているため、不正に対して感度の高い人材を配置することは欠かせなくなっている。そのため内部監査を学ぶことで、社内で重要なポジションに付くチャンスが増える。

CIAを取得するには

このような特徴があるCIAだが、資格であるため試験が存在する。
全力で働いているビジネスパーソンが学習に当てられる時間は限られているだろう。
そのため、学習する際には「CIA」に強いスクールで学習することをオススメする。

アビタスという国際資格の専門校が、「CIA」においては、確固たる実績を持っているようだ。

圧倒的合格者 2,511名の実績

アビタスは1995年創業の国際資格の専門校であり、会計や監査の講座に強い。
CIA(公認内部監査人)プログラムは、2005年に開講し、これまでに合格者 2,511 名(2019年 5月時点)を輩出。

監査に関する法人研修は延べ 2,700社に採用されている。

最短6ヶ月で合格を可能にする教材

アビタスの教材は、多忙なビジネスパーソンが学習することを念頭に、テーマを細切れにした「スモールユニット」で構成している。
要点はもちろん押さえ、図解を交えたわかりやすい教材で、最短 400時間(6カ月程度)で合格を目指せる。
通学かeラーニングを選べ、万が一仕事が忙しく学習が滞ってしまった場合でも、2年間受講期間があるため安心だ。

合格者の声

試験勉強は計画・実施・評価・調整を繰り返すプロジェクト

ガバナンスを評価する部署がますます重要だと考えて50台半ばとなり今後の会社生活の終盤戦をどのように過ごすか考えました。

そして今後経営の眼として耳としてセンサーとして、ガバナンスが妥当に有効に機能しているかを評価する役割の部署や人財がますます必要とされるだろうと考えました。
自分の実務経験を振り返ると経理やシステム、事務部門での経験は、監査業務で有効ではないかと考え「内部監査人」を目指してみようと考えたのが始まりです。

実績のある予備校で学ぶのが近道だと考え、先輩がアビタスで勉強し合格していたことから選びました。

良かった所は、テキストがコンパクトにまとまっている事、問題集も通勤途中に開ける手頃な大きさである事、講義もポイントを押さえて分かりやすかっ
た事、Webで問題が解けるシステムがある事、多数のCIAの合格者がおり実績がある事でした。

ワーキングマザーの挑戦!基礎を知ることの楽しさと重要性を実感

監査役の権限強化の流れの中、「単なる監視ではなく、会社の成長に寄与する監査が必要ではないか」と考えた時、その基礎を身に付ける必要性を感じるとともに、近年、高まりを見せているCIA資格は「基礎を身に付けている証」として必要ではないかと思い、受験を決めました。

受験するにあたっての一番のハードルは「時間の確保」でした。

私は働くママですので、仕事、家事、子育てに加えて勉強の時間を確保することは、簡単なことではありませんでした。

講義は、恥ずかしながら驚きと発見の連続で、「そういうことだったのか」と半ば興奮しながら帰途につくことも珍しくなく、基礎を知ることの重要性を痛感し
ました。同時に講義は非常に分かりやすく、勉強から少し外れた質問にも丁寧に答えていただき、資格取得だけでなく実務にも役立ちました。

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