大学生の保護者必見!就活に悩む子どもにやってはいけない5つのこと

親の協力次第で、子どもの就活成功率はぐっと上がります。

そしてそれと反対に、本来無難に成功するはずだったにもかかわらず失敗に追いやってしまうことも少なくありません。

以下では就活中の子どもにたいしてやってはいけないことを紹介しています。

1、「私の時代は~」のような昔語りをする

特に無能な上司がよく言うような台詞です。このようなことを言われてカチンと来た方は多いはず。自分の子どもにたいしても、昔語りをすることは止めましょう。

また、親の時代と今は、世情がまったく違います。反発を生むだけでなく、時代の流れに適応できていないということを露呈してしまうことにもなります。

2、「就活大丈夫なの?」と漠然とした不安を口にする

子どもの就活について心配する親は多いでしょう。しかし、それだからと言って何も考えずに感情を口に出すことは慎みましょう。言葉にすることで気持ちが伝染し、子どものほうが無駄に不安を抱いてしまう恐れがあります。

どうしても心配なら、建設的な案を出せるようにしましょう。そのためにも、自分自身が現代の就活についてよく勉強し、状況を聞くならもっと具体的な質問ができるようにしておくべきです。

3、「この企業がいいんじゃない?」と先回りして具体的にすすめる

過保護な親ほど、「この会社が良いんじゃないか?」「この企業は今伸びている」などと口出しをしてしまいがちです。このような先回りは子どもの思考力を奪い、社会人になってから育たない人材にしてしまうため止めましょう。

就活はあくまでも大学生本人が努力する必要があります。親がすべきことは、それを影から支えることです。露骨な口出しはけっしてせず、子どもに任せるようにしましょう。

4、「内定もらえたら●●してあげる」などご褒美をちらつかせる

ご褒美で動かして良いのは小さな子どもがペットだけです。消極的な子どもにたいして「何としてでも動かしたい」と思うあまりにこのようなことをしてしまいがちですが、目に見えるリターンでしか動けないのなら社会人として働くことはできません。

モチベーションを保つ技術も社会人には必要なスキルです。周りがご褒美を差し出すのではなく、「成功したらこうしよう」などと子ども自身がリターンを設定したほうが良いでしょう。

5、子どもに代わって内定を辞退させる

「収入の少ない業界に入ろうとしている」「もっと大きな会社に入って欲しい!」このような理由で親が内定を辞退させてしまうことがあります。これは子どもの芽を摘んでしまうにひとしい、極めて自己中心的な行為です。

本当に子どもが望んでいるなら、親は口出しせず笑って見送ってあげるべきでしょう。そして万が一失敗した時も、「だから言ったじゃないか」と叱責するのではなく優しく迎えてあげるべきです。

子どもの可能性を親が摘んでしまうことは少なくありません。特に就活の時期は頻繁に起こります。無意識のうちにやってしまわないよう、よく考えて接するようにしましょう。

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