なんだか最近仕事でのパフォーマンスが落ち込んできたと思われる方には、運動することをオススメします。
一見仕事と運動は関連がないように捉えられますが、運動はビジネスパーソンにとってさまざまな良い効果をもたらしてくれます。
今回は、ビジネスパーソンが運動をすることで得られるメリットについてまとめました。
定期的に運動を行うことで、身体の機能が正常に働きます。
体内が正常に働くようになると血液の循環や免疫などが改善され、スムーズに体調管理を行えて肩こりや腰痛などの予防につながるのです。
また運動することで睡眠サイクルも改善されますので、寝不足や睡眠不足に陥る危険性も少なくなります。
最近では運動が認知症予防につながることが知られていますが、普段から運動をしている方は脳が活性化しやすいという結果が出ています。特にウォーキングやジョギングといった運動は、理解力・記憶力・集中力を向上させる作用があるのです。
またリズムをとって行う運動は、セロトニン神経と呼ばれる部位を活性化させます。セロトニン神経が働くと、新しいアイデアを生み出す発想力を向上させます。
会議などで行き詰った時などは、軽い運動を取り入れると効果的かもしれませんね。
仕事でストレスが溜まる方は少なくありません。運動がストレスに良いと頭で分かっていても、ストレスフルの中で運動を行うモチベーションが湧かないでしょう。
そうした場合は、すぐに終わらせる気持ちで始めると良いかもしれません。それまで運動に対するやる気が無くても、実際に運動を始めたら交感神経にスイッチが入ります。ポジティブな思考になって、さまざまな面のモチベーションにつながるのです。運動は気持ちを切り替えるスイッチにも使えるということでしょう。
この記事をご覧の方々はたいてい時間が限られていることでしょう。ちょっとした空き時間や通勤途中などの時間を上手に利用するのも、ビジネスパーソンとしてのスキルです。
日頃から「●月●日までに●kg減」といった具体的な目標や計画を立てて運動を続けることで、計画力を身につけることができるでしょう。
自身で目標を立てて、運動を継続し結果を出すことで達成感が得られます。これを「セルフ・エフェカシー」と呼び、身体と心のバランスをマネジメントする上でとても効果的です。会社で落ち込むようなことがある方は、モチベーションにもつながりますのでオススメです。
さっそく今日から運動を始めてみようと意気込まれた方もいることでしょう。
ただし運動にさまざまな効果があるからといって、激しすぎる運動は避けてください。身体を壊してしまっては意味がありませんし、何より継続することを意識されると良いでしょう。
前述した通り、運動を行うことで継続する力を上げることができます。そのため数日でやめてしまうような無茶な運動をするのではなく、自分の身体に見合った運動量に抑えましょう。
そうした自己管理も、ワンランク上のビジネスパーソンを目指す上では重要です。