ビジネスパーソンが最低限おさえておくべき、MBAで学ぶフレームワーク10選

ビジネスパーソンが最低限おさえておくべき、MBAで学ぶフレームワーク10選

フレームワークは物事にたいして共通して用いられる考え方や意思決定、分析、などの枠組みのことを言います。

世界中のトップリーダーなら使えて当然とまでされており、ほとんど経営学校でもカリキュラムに組まれています。

今では数百を越えるフレームワークが存在しますが、すべてを覚えることは難しいことです。以下はなかでも有名な10個の枠組みです。どれもビジネスで有用なものですのでぜひとも覚えて活用してみましょう。


MECE

「モレなく、ダブりなく」という意味を持つMECEはロジカルシンキングの基本とも言われています。物事の整理をするときに、過不足なく状況を整理して正確な判断をするために役立ちます。

たとえば、「人間を年齢によってカテゴライズ」という考え方はすべての人が何らかの年であるためMECEとなります。しかし、方法を「男女」で分けると両性具有というダブリが現れるためMECEとはなりません。

3C

3c3Cでは自社(Company)顧客(Customer)競合(Competitor)の3つの関係性から現在の状況をアナライズします。企業や事業部、製品などさまざまなレベルで使われています。

目的は自社のビジネスにおける成功要因を導き出すことです。

そのためにも、顧客のニーズがどのように変化しており、競合がどう対応しているかを明らかにする必要があります。

そこから、自社が双方に対応しながら成功する要因を見出します。


5フォース

5f3Cは自社と競合、顧客の分析をおこないますが、5フォースでは業界全体を対象にしてアナライズします。

新規参入者や供給業者、顧客、代替品などを踏まえることでより正確に状況が分かるようになります。

PEST

PESTは上記2つよりもさらにマクロな外部環境を分析します。政治(Politics)経済(Economics)社会(Society)技術(Technology)が対象です。

たとえば、薬事法の改正によって一部の医薬品のネット販売が禁止されれば、ネット通販業者は大ダメージを受けることが考えられます。このように、マクロな要因から企業がどのような影響を受けるかということは重大な問題です。

SWOT

SWOTとは分析対象である内部要因の強みと弱み(StrengthsとWeaknesses)外部要因の機会と脅威(OpportunitiesとThreats)それぞれの頭文字を組み合わせたものです。事業やマーケティングの戦略を導き出すときに利用します。

分析内容に漏れやダブりがあると適切な結果が出ません。そのため、PEST分析やPLC、ポジショニングなど他のさまざまなフレームワークをいっしょに用います。

4P


4p商品(Product)
価格(Price)販促(Promotion)流通(Place)の4要素をアナライズします。

商品のマーケティングにおいて基礎とされている技術で、課題を洗い出して戦略を練るために使います。

上記の要素から矛盾を解消し、バランスを解消し、相乗効果を実現することでより良いマーケティングが可能になると言われています。

STP

セグメント化(Segmentation)ターゲット選定(Targeting)ポジション取り(Positioning)の3つを分析します。マーケティング戦略を計画的に組み立てるときに使われます。商品やサービスの利用者を目的別で分け、メインとサブのターゲットを定めます。そして、自社がどのようなポジション確立を狙うかを決めることで戦略を組み立てます。

パーセプションマップ

パーセプションマップは2本の軸を立てて、商品やサービスがどのようなポジションに立っているのかを説明するものです。たとえば、「質」と「量」を軸にしてプロットすることで、「ライバル社は質が高く量が少ないが、自社は量が多く質が低い」ということを表せます。

バリューチェーン

企業の一連の活動をいつの連鎖と見立てて分析することをバリューチェーンと呼びます。たとえば、小売業なら「商品企画」「仕入れ」「店舗運営」「集客」「販売」「アフターサービス」という連鎖ができます。そこからさらに各所の費用や時間を分析し、ビジネスの強みや弱みを把握することに使います。

PPM

たくさんの製品やサービスを提供しているときに、どこにリソースを配分すべきかの意思決定をするための方法です。市場の成長性や魅力、自社の優位性、競争力、潜在力などからどれだけ収益や成長を見込めるかを予測し、拡大や維持などを決めます。

たとえば、自社のシェアが高く成長性が低い「金のなる木」は投資を増やしてもあまり効果が見込めません。それよりも、売上が低いものの成長の余地がある「問題児」や、収益と成長ともに期待できる「花形」などに予算をつぎ込むべきとされています。

ビジネスパーソンならぜひともフレームワークは覚えておきましょう。意思決定のスピードがより早く、正確になることが期待できます。それ以外にも、プレゼンテーションで使うことでより分かりやすい説明ができるようにもなります

注意したいことは型を覚えただけではあまり効果が期待できないという点です。背景にある理論を理解し、状況に応じて適切な枠組みを覚えることで始めて意味があります。独学では学ぶには難しいものですから、スクールや実践を通して少しずつ習得していきましょう。

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