忘れていませんか?MBAで学ぶフレームワークの3つの本質

今、経営学を学ぶ理由 -MBAで学ぶフレームワークの使い方

問題解決力の養成を目的としたMBAでは、フレームワークの教育が充実しています。

ビジネスにおいて思考時間を短縮して成果を上げるために役立つことでしょう。

決められた枠組みの中で考える

複雑なビジネス環境の中でさまざまな分析や意思決定をするときに使われるものがフレームワークです。これはある種の共通した考え方を枠組みとして表したもので、いわば経営の定石です。

いまや数百もの枠組みが考案されており、世界のビジネスリーダーなら使えて当然とまでされています。ほとんどの経営層は大学院などで体系的に学習しているようです。MBAにおいても、問題解決のために実践を通してこの技術を徹底的に鍛えられます。

ゼロベースで考えることは非効率的

問題解決のフィールドにおいて、毎回テーマにあわせて枠組みを考えていてはかなりの時間がかかってしまいます。また、オリジナルの考え方はかならずしも正確とはかぎりません。

世間で知られるものは多くの経営者や専門家が試行錯誤を繰り返してできており、それだけユーザビリティも効率も高いものです。すべて自分で考えるのではなく、先人が生み出す技術は上手に活用することがビジネス成功の秘訣です。

授業を受けるときに忘れがちな2つのこと

event-852833_640マネジメント層なら必須の技術でもあるフレームワーク。

ただ授業を受けただけでマスターできるほど簡単なものではありません。

スクール卒業後も、実践を繰り返して自分のものにしていく必要があるでしょう。

型だけ覚えても有効には使えない

MBAで学ぶときに気をつけたいことは、けっして型だけを覚えて理解したつもりにならないことです。フレームワークは理論的な背景を持っており、本質を掴んだ上で使わなければ本当の効果を発揮してくれないためです。

スクールでは型だけでなく、使いどころや論理、他の枠組みとの関係などの知識も深めていきましょう。

あくまでも意思決定のための道具にすぎない

分析が目的になってしまい、かえって決断までに時間がかかってしまっては本末転倒です。これはMBAで一生懸命勉強した人でも陥ることがあります。実際にアクションを起こして始めて意味があるということは実践の場でも意識しなければならないでしょう。

MBAの経営学ではフレームワークが学べます。これはマネジメント層ならかならず覚えておきたい技術です。けっして型だけでなく、本質や心構えについてもスクールで学んでいきましょう。

ビジネスパーソンが最低限おさえておくべき、MBAで学ぶフレームワーク10選

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