2022年8月21日
ビジネスにおける共通言語とも言われている会計、「経営者や事務を行う人だけが学べば良い」と考える人が多いようです。
しかし、実は新入社員こそ学ぶべきだと言われています。
概要
新入社員はこのことを理解できないまま、漠然と業務に取り組みがちです。そこで会計を学ぶことで、企業がどのように利益を得ているのかが分かるようになります。
単純な資産の数値だけでは、どの企業の経営がうまくいっているのか、それぞれの強みがどこで、弱みがどこかなどといったことが分かりません。
より詳細な数字を読み取れるようになることで、これらのことが理解できるようになるでしょう。
これらの出来事はビジネスに大きな影響を与えます。しかし、どうしてもイメージしにくいという新入社員は多いようです。
会計について深く知ることで、普段なんとなく見ている新聞やテレビ番組がより有益なものになるはずです。
自社の課題を経理という面から明らかにできます。この分析の際に解明された事実は、数字をもとに導き出されたもののため、強い説得力があります。
また、見逃しやすいさまざまな数字のマジックに引っかからなくなるでしょう。それらのことから、自分たちが何をするべきなのかという経営戦略の幅も広がるでしょう。
上記4項目のような内容を通して、最終的に自分がどのように会社に貢献していくべきなのかが分かるようになります。また、業務をする上で役立つ論理的な思考力や説明力が養われます。
新入社員は経理の業務を行っていなくても会計を学ぶべきでしょう。スキルアップのほか、会社で何をすべきかが明確になります。