経営学を修めて授与される専門職学位、MBA(Master of Business Administration)。
日本でも働きながら大学院やビジネススクールなどでMBAの取得を目指す若い人が増えています。MBAはどんな仕事にでも役立てることができるビジネススキルを持った「仕事ができる人間」の称号とも言えるもの。
しかし、机上の理論だけではなく実質的にビジネスの現場に役立つスキルがなければ、MBAを取得しても意味がありません。
今回はビジネスの現場で必要とされる、MBA取得者が身に着けているべきビジネススキルについてご紹介していきます。
概要
現在、社会は世界的な不況の中にあります。
世界の情勢は刻一刻と変動を続けていて、今あなたが就いている仕事にこの先もあなたのポジションがあるとは限りません。さらに言えば、その仕事や業種自体がこの先永遠に存在しているという保証もありません。
だからこそビジネスの世界では、どんな仕事にも応用が利く、ビジネスチャンスを生かして会社を成功に導く能力を持った専門家が必要とされるのです。
ビジネスの本質的な目的を見抜き、結果を見越して戦略を立てて、チームまとめる目的を設定することができる
物理的に時間を把握・管理するのではなく、企画書作成からリサーチ、提案やプレゼンを通してビジネスを成功させる経過のビジョンを描き、主導することができる
質の高い業務を支える情報を判別し、具体的に収集するだけでなく、活用すべき情報を的確に選ぶことができる
相手のニーズを的確につかみ、今あるアイデアのメリット・デメリットを説明して、具体的にビジネスパートナーに提案することができる
今ある企画の魅力をアピールし、他の提案よりも納得できるよう説得することができる
ビジネスの成功と失敗の要因を冷静に分析し、次回のビジネスチャンスにいかすために、チームやパートナーと情報を共有・管理することができる
ビジネスの世界はとてもシンプルでストレートです。
例えば商品を販売する仕事でも、心地よい時間を共有させるサービスを提供する仕事でも、専門的な知識を伝授する仕事であっても共通して活かすことができる、最低限で応用力のあるスキルがあれば良いのです。
今回ご紹介した6つのビジネススキルは、成功の具体的ビジョンを描き、成功させるために情報を収集し、提案し、プロジェクトを管理して改善していく、ありとあらゆる仕事のベースとして必要とされるスキルです。
MBAの取得は、これらのスキルを学ぶチャンスです。ぜひ自分をワンランクアップさせて、一緒に働く仲間と一丸になって成果を上げていきましょう。