2017年の天体ショー

年によって起こることやタイミング、場所などがガラリと変わる天体イベント。

仕事の疲れを癒やすために、これらを見にたまには夜出掛けるのも良いでしょう。

2017年の見どころは流星群

天体イベントには日食や月食、彗星などさまざまな種類がありますが、2017年にもっとも注目したいものは流星群です。以下のようにたくさんのイベントが期待されています。

1月3日 しぶんぎ座流星群

3大流星群の1つとして数えられます。極大の時間はだいたい23時頃。2017年の中では多めで、経路の長い流れ星が見られるようです。

4月22日 こと座流星群

過去には1時間100個もの流れ星が見られることもありましたが、2017年は5~10個程度と大人しめ。時間が21時頃のため、「散歩ついでに見られたらラッキー」ぐらいに思っておくと良いでしょう。

5月6日(2日ほどズレる可能性あり) みずがめ座η流星群

日の出前のぼんやり明るい頃の1時間だけと、非常に厳しい条件になります。個数はとても少ないですが、長経路の流星が見られます。

8月12~13日 ペルセウス座流星群

3大流星群の1つ。しかし、2017年は少し条件が悪いようです。午前4時頃が極大ですが、月明かりが邪魔してそこまで多くは見られないとされています。

10月22~24日 オリオン座流星群

高速の流れ星が見られる点が特徴的です。ピークは夜半から夜明け前にかけてで、その期間は月明かりが全くない好条件です。

11月上旬頃 おうし座流星群

オリオン座流星群とくらべるととてもゆっくりとした流れ星が見られます。ただし、日にちが確定しておらず、また数も少なめ。ビジネスパーソンが出掛けるには少し難しいかもしれません。

11月18日 しし座流星群

高速の流れ星が見られます。時間は夜半後、月明かりがなく好条件ですが、数は多くありません。

12月14日 ふたご座流星群

おそらく、2017年中でもっとも期待できる流星群でしょう。個数は1時間で50~80個にもなり、それがほぼ一晩中続きます。流星群を観察したい方は、ぜひともこの日をターゲットにしましょう。

12月22日 こぐま座流星群

観測が一晩中でき、月明かりもなく好条件です。しかし、個数は上記のふたご座流星群とくらべればずっと劣ります。

流星群を見るには、街灯などの光が入らず、視界が広い場所が適しています。都心に住んでいる方などは、郊外に出て広い公園などに出掛けてみると良いかもしれません。

流星群以外には月食が見られる

他の天体イベントとして挙げられるものが部分月食。時間は8月8日、午前2時23分頃から始まるようです。スーパームーンやブルームーンは年中見られません。しかし、翌年の2018年1月2日には見られる可能性があります。

2017年の天体イベントは流星群が見どころ。特に、12月14日のふたご座流星群はどの時間帯でも見られる最高のショーです。日常から離れて仕事の疲れを癒やすためにも、ぜひともこの日は少し遠出する計画を立てておきたいものです。

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