ワーホリでキャリアアップする秘訣②

おそらく、ワーホリでキャリアアップを狙っている方の中で、1番期待されていることが語学力のアップでしょう。

たしかに、現地人と交流することで英語の力を飛躍的に伸ばせます。

しかし、そのためには正しい学び方を意識することと、事前にある程度の自力を付けておくことが重要です。

現地のコミュニケーションで分からないことを残さない

けっして、海外の空気を吸っていれば自動的に英語が上達するわけではありません。本人の努力が絶対に必要であり、その方向性が間違っていたら学習効率は大幅にダウンしてしまいます。

現地で気を付けたいことはたった1つ。それが「分からない時はその場ではっきりと意思表示する」ということです。

特に日本人はコミュニケーションにおいて、分からないことをそのまま曖昧に流してしまいがちです。しかし、意味が分からなかった英語をそのままにしてしまえば当然実力は身につきませんし、何より仕事の中ではトラブルにつながりかねません。

とにかく分からないことがあったらどんどん質問すること。相手もそのことを想定して雇っている、もしくはコミュニケーションを取っているため、遠慮をする必要はありません。

ワーホリ前はとにかくリスニング力を養っておく

ワーホリで英語力を身に付けられると言っても、極端な話、アルファベットも知らないようではまったく意味がありません。最低限の自力を養ってから海外に臨む必要があります。

しかし、がむしゃらに勉強しても、それが的外れになるかもしれません。特に次のようなことに注意して、効率的に準備を進めていきましょう。

1番大切なのはリスニング

日本の英語学習は、文法や単語に傾倒しがちです。これらが現地に役立つことはあまりなく、中学・高校を中心に教育界隈で問題に挙がることもありました。

ワーホリに臨んでいる方に多い「ある程度勉強している」というレベルにおいて、もっとも大切なことはリスニング力です。より正確なスピーキングを学ぶにも、語彙を増やすにも、ネイティブが話していることを聞き取るということが非常に有効だからです。

最低限の単語は覚える

リスニング力が大切と言っても、最低限のボキャブラリーは必要です。しかし、その語彙数はそこまで多くありません。

イギリスのとある言語学者によると、日常会話で必要な単語数はたったの850にすぎないとされています。これは「ベーシック・イングリッシュ」と呼ばれており、中学校で学ぶ数よりも少数です。

高校の頃、単語帳を必死にめくる勉強法をしたかもしれません。しかし、ワーホリにおいてはほとんど無意味になってしまうでしょう。何より大切なことは、上述したとおりリスニングです。

和製英語に注意する

語彙は少なくて良いと言っても、和製英語にだけは気を付けたいところ。「サラリーマン」「アルバイト」「ワイシャツ」などはすべて和製英語、現地の人に言わないようにしましょう。

通じないこともあれば、本来の意味と違っており誤解されてしまうこともあります。

ワーホリで英語力アップを期待している方は多いはず。しかし、中学や高校と同じような勉強法では伸びません。

現地においてもっとも大切なことは、分からないことを曖昧なままにせず、積極的に質問すること。そして、その準備として大切なことは、ネイティブを聞き取るだけのリスニング力を鍛えておくことです。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう