一般的に、20代は太りにくいと言われています。
それでも体重が気になる方は、体質よりも食生活に原因があることが多いようです。
20代の特徴として代謝がとても良いことが挙げられます。脂肪が効率的に燃焼されるため、ほかの年代とくらべても太りにくい体質のはずです。
しかし、反対に食生活がかなり乱れやすいとも言われています。ほとんどの方にとってはこちらが肥満のおもな原因で、乱れた習慣を直すだけでもかなりの効果が期待できます。
年をとってからの生活習慣病を予防するためにも、無理な運動や食事制限よりも以下のように生活の見直しから始めましょう。
昼食や夕食に食べすぎるリスクがあります。仕事のパフォーマンスも落ちるため、朝にこそしっかりとした食事をとりましょう。
栄養バランスよりも美味しさが重視されている外食は、カロリーや塩分、糖質が多く含まれています。とくにファーストフードや牛丼、ラーメン、カレーといったリーズナブルなお店ほど要注意です。
寝ている間はカロリー消費が少ないため、その直前に食べたものは脂肪になりやすくなります。また、消化のために内臓がはたらくため睡眠が浅くなりやすいとも言われています。
ラーメンやご飯といった炭水化物の摂り過ぎは血糖値が上昇し脂肪を溜めこむ原因になります。「どうしても足りない」という場合は玄米や蕎麦などのダイエット食品を食べましょう。ただし、食べ過ぎ厳禁であることには変わりません。
ダイエットというとほとんどの方が思いつくものが食事制限です。そのなかでもとくにメジャーなものが糖質とカロリーでしょう。
しかし、これらを20代のうちに実践することはおすすめできません。
たしかに若いうちは代謝が良いため、これらは結果を出しやすいようです。しかし、年齢が上がるにつれて効果が現れにくくなります。食べるのを我慢しているのにまったく痩せられないということは大きなストレスです。
そのため、代謝が落ちてくる30〜40代になって暴食に走ってしまい、いっきにリバウンドしてしまうケースが多いようです。
20代のダイエットはまず食生活の見直しから始めましょう。それだけでも大きな効果が期待できます。食事制限は数年後にリバウンドのリスクがあるため、この時期では控えたほうが良いでしょう。