日本では当たり前のように考えられている残業。「お先に失礼します」と言うと嫌な顔をされることも少なくありません。
しかし、キャリアを磨いていくためには、居残り時間を減らしていくことが大切です。
居残りすることはそれだけ仕事が遅いと考えられます。
早く帰宅できれば、身体を休めて翌日の業務の効率を良くすることもできますし、キャリアアップのための勉強をすることもできます。
優秀な人材になるためには、居残りをしないようにするための努力が必要不可欠でしょう。
居残りが常習化している人はダラダラと仕事をしてしまいがちです。
日々のルーチンワークから会議まで、あらゆる作業に対して時間に対する意識づけをすることが作業の効率化につながります。
まずはスケジュール帳やTodoリストなどのツールを活用して、自分が計画したとおりに作業を進められるようにすることが第一歩です。
そこからさらに、1つ1つの作業を短縮化し、トラブル時にも臨機応変に対応できるよう応用していきましょう。
Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)の4つの段階を繰り返すことで業務を継続的に改善していくことです。
業務時間内にすべての仕事を終わらせるためには、いかに効率化するかということは大きなファクターでしょう。
会社員の中で意外と多いことが「周りが残っていて先に帰りにくい」と考えることです。しかし、することがないにも関わらず居残ることはムダです。
「なんとなく不安」という感情を払拭するためには、コミュニケーションを取ることが重要です。
しっかりと業務をこなし、ほかの社員との仲を深めることで、定時に帰っても咎められにくくなるでしょう。
キャリアアップのために残業は減らしていきましょう。
そのためには、スケジューリングやPDCAサイクル、コミュニケーションなど、ビジネスマンなら誰でも知っている基礎的な内容を高いレベルで実践していくことがポイントとなるはずです。